私の就職活動
今週の頭から、web製作スタッフとしてお仕事はじめました。
3月中盤以降はなかなか就活にも気が入らず、本を読んだり絵を描いたりしてすごしていました。しかし、4月頭、お洋服の生産指示書を作成する短期バイトをさせていただいてー 「やっぱりwebの仕事したい。」と思い、ようやくハローワークに行ったり登録していた求人情報サイトからエントリーをするようになったりとフル活動が始まりました。
前回の就職活動のときはー「100件履歴書送ってダメだったらあきらめる。」と目標が“件数”だったせいか、履歴書や経歴書の内容も画一化していて練りが足りなかったように思います。その結果、面接の機会をいただくこともほとんどなく、たくさんのお断りのメール・お手紙をいただき、その都度しょげていました。その時の反省をふまえ、今回まず私がしたことはー
- サイトなどで応募する企業を徹底研究する
【ポイント】代表・社員の方が書いているブログや本がすぐ見つかれば読むことです。 - 何故その会社を志望するのかと入社してから出来ることをできるかぎり書きだす
- それを元に書類作成
【ポイント】結果はどうであれ、最低限読む方(採用担当者)がー 「時間を無駄にした」と思わない書類作りを心がけることです。 - 郵送・面接で印刷物の作品を提示できるのであれば、基本作品の他にその企業が強い業界(私はweb製作会社様だけだったのですが、企業内webデザイナーをめざすのであれば、その業界)にあった作品も最低1つは作る
【ポイント】郵送の場合、「デザイン力に関しては誰にも負けません!」という以外は全作品送らないほうがいいような気がしました。目的は「会ってみたい」と思ってもらえることです。私は、はやる心を毎回押さえてー「他作品に関しては面接時にお持ちします。」と付け加えていました。
これだけでもぐっと面談の機会は増えました。確かに、前回と違って数ヶ月の実務経験があったという点は大きかったと思います。でも、半年に満たない実務経験ですからほぼ素人です。さらに私の場合、多くのweb製作会社様が求める「デザイン力」は“そこそこ”です。ですから、経験があったとしても「経歴とスキルの部分で」のお断り理由で面談にもいたらないケースは多かったです。そう、多かったのですが、注目すべき点は「前回よりぐっと面談の機会が増えた」という点なのです。
さぁ、面接です。
ここで私がやったことは2つだけー
- 書類に書いたこととしゃべることにミスマッチがないように、面接前、提出した書類・エントリーを確認
- 採用担当者の時間を無駄にしないようなプレゼンテーションをする
それだけです。さて、2.はなぜ「プレゼンテーション」なのでしょう?
通常は商品やサービスをプレゼンテーションしますよね。就職面談の場ではその対象物が「自分」に代わるだけだと私は思うんです。だから面接も私にとっては「プレゼンテーション」なのです。実際、プレゼンテーションについての本を読みあさりましたからw
とはいいながらも、前日の面接の際の落ち込んだ気分を引っ張ることもしばしばで、何人かのご担当者様の時間を無駄にしたように思います。本当に申し訳なかったと思ってます。そして、前回の就活を含め、貴重な時間をさいて面談をしてくれた・機会を与えようとしてくれた他の何名かの方々にも本当に感謝しています。
以上が今回私がどうやって就職活動をしたかの流れです。webデザイナーを目指して養成学校に行ったり、就職活動を始めた方も多くいらっしゃると思います。他の職種を目指している方、すべての就職活動中の方に少しでも参考になればと思います。
参考までに、読んだプレゼンテーションの本の中で私にとってピカイチだった本をご紹介して終わりたいと思います。
- 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 51人 クリック: 927回
- この商品を含むブログ (186件) を見る